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2014年11月25日火曜日

Microsoft Visual Studioの使用方法(1)

Microsoft Visual Studio(以下MS-VS)のCプログラミングでの使い方を理解するため、MS-VSを使用して簡単なコンソールアプリケーション プログラムを書いてみます。
同時にC言語の基本的な使い方も解説します。プログラム書いた事のない方向けです。

なお、作業したマシンがWindows7ですので、スクリーンショットはすべて、Windows7での画像です
また、作成した有限要素法プログラムは、MS-DOSコマンドプロンプトで起動する、コンソールアプリケーションとして作成しましたので、以下、これに沿った説明となります。

1) MS-VSを起動します



2) MS-VSの画面から、赤線の”新しいプロジェクト”をクリックし、表示されたウインドウの赤線の”W32コンソールアプリケーション”を選択し、縦の赤線の部分に作成するプログラム名(プロジェクト名)と、プログラムを格納する場所(フォルダー)を入力し、OKボタンをクリック。




























ここでは、作成するプログラム名は、「test」という名前にしました。

ウイザードがでてくるので、図のように設定し、完了ボタンを押します。










3) 下記の様な画面が表示されます。
ここでは”test.cpp”が、メインプログラムとなります。プロジェクト名は、左側に表示されている”test”となっているのがわかります。























ここでソースコードは拡張子(extension)がcppとなっていて、C++のプログラムファイルとなっていますが、cppでも Cのプログラムを作成できるので、これはこのままにしておきます。

ここで、この"test"プロジェクトで指定した場所(フォルダー)を見てみると、”test”のフォルダーが作成され、そのフォルダーの中の”test”フォルダーの中にtest.cppが生成されているのがわかります。
このフォルダーの中には、ほかにもファイルが生成されていますが、これはMS-Windows上でtest.exeが動作するために必要なファイル群で、特にこの文書の目的においては内容を理解することはないので説明を割愛します。




「有限要素法における平面トラスの解析」プログラムをC言語で書いてみる : 目次

2014年11月16日日曜日

Microsoft Visual Studioの導入方法


このプログラムは、 Microsoft Visual Studio を使用して作成しましたので、ここでは最初にMicrosoft Visual Studioの導入方法について書きます。(2014年11月現在)

(2015年9月現在) 
このページで紹介しているサイトにアクセスすると、” Visual Studio Express2010”ではなく
” Visual Studio 2015” のページに変更されています。
ほぼ使用方法は同じですので、これらに関連するブログページを参照しながら、2015を使用していただければと思います。

Microsoft Visual Studioとは
http://e-words.jp/w/Visual20Studio.html から

Microsoft社がリリースしている、ソフトウェア開発スイートです。Visual C++やVisual Basicをはじめとした、複数のプログラミング言語に対応したソフトウェア開発ツールの詰め合わせになっています。
また、Visual Studioが最初から対応しているプログラミング言語のほかに、サードパーティが独自に特定のプログラミング言語をVisual Studioの開発環境に対応させることも可能で、既にPerlなどの言語については対応パッケージがリリースされています。
Visual Studioで作成したソフトウェアはMSILというバイトコードの一種で出力され、動作させるには.NET Framework(厳密にはそれに含まれるCLR)が必要になります。
ただし、Visual C++だけは従来のWindows用プログラムと同じバイナリ形式での出力ができるため、ハードウェアに直接命令を与えるようなプログラムの作成も可能になっています。


1) Microsoft Visual Studio はMicrosoft社のサイトからインストールします。
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn#downloads
” Visual Studio Express2010”をクリックし “Visual C++ 2010 Express”を選択します。

2) 開いた “Visual C++ 2010 Express”から、赤線の“Visual C++ 2010 Express - 日本語 今すぐインストール”をクリックしてインストールします

3) 30日以上使用する場合は、無償のプロダクトキーを入手して登録します

4) 終了

学生など、教育機関関連の方は、もっと最新版のVisual Studioを無償で入手できます(2014年11月現在)が、ここでは、“Visual C++ 2010 Express” を使っての説明です。


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「有限要素法における平面トラスの解析」プログラムをC言語で書いてみる : 目次

2014年11月4日火曜日

OpenSees Basic Examples (C5: 2階建てフレームでの固有値解析) 解析結果


2階建てフレームでの固有値解析(ここ)で作成した、EigenAnal_twoStoreyShearFrame7.tclファイル内の OpenSeesコマンドを実行すると、以下の様な画面が表示されます。


1次の固有周期は 0.514877239659991
2次の固有周期は 0.257438663047668

このデータは、modesフォルダーの中のPeriods.txtの中にもあります

1次の固有振動モード(固有ベクトル)eigenvector は {0.4999999999893383 1.0}
2次の固有振動モード(固有ベクトル)eigenvector は {-1.0000000000213238 1.0}


また、
1次モード、2次モードのx,yの1次、2次の振動モード形を
OpenSeesによりプロットした結果は以下の様になります。

このグラフのデータは、modesフォルダーの中のmode1.txtとmode2.txtにあります。

Node1
Node2
Node3
x
y
θ
x
y
θ
x
y
θ
mode1.txt
0
0
0
0
0
0
-0.80208
0
1.07E-12
mode2.txt
0
0
0
0
0
0
-1.13431
0
3.23E-23
Node4
Node5
Node6
x
y
θ
x
y
θ
x
y
θ
mode1.txt
-0.802081
0
1.07E-12
-1.60416
0
3.56E-13
-1.60416
0
3.56E-13
mode2.txt
-1.13431
0
3.23E-23
1.13431
0
-1.01E-12
1.13431
0
-1.01E-12











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