OpenSees Blog 日本語 目次

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2017年1月25日水曜日

OpenSees Basic Examples ( D3: 2階建て単スパンフレームでの固有値解析))  解説(固有値解析)



2)解析結果を記録するレコーダーの設定
3) 振動モード形のグラフ表示
4)OpenSeesで用意されているツールの設定
5) 固有ベクトル(固有振動モード)値の取得

以下と同じですので、参照してください。

OpenSees Basic Examples (2階建てフレームでの固有値解析) 解説(固有値解析)


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OpenSees Basic Examples ( D4: 2階建て単スパンフレームでの固有値解析) コマンドサマリ


Opensees コマンド 日本語解説 : 目次

2017年1月18日水曜日

OpenSees Basic Examples ( D2: 2階建て単スパンフレームでの固有値解析) 解説(Node, Element)



0)必要となる数字をシンボルに代入しておき、実行環境を生成します

#input
set m  [expr 100.0/386.0]
set numModes 2      # 解析する固有値モードの数

#material
set A 63.41    # Element 1,2,3,4,5,6の断面積
set I 320.0       #Element 2,4,6の慣性モーメント
set E 29000.0  # ヤング率

#geometry
set L 240.
set h  120.

# create data directory "mkdir"のディレクトリを生成します
file mkdir modes; 



1)Model, Node(節点), Element(要素)の設定
解析する時の、次元、節点(Node)、要素(Element)の
Opensees のコマンドは、以下の通りです。

1.1) 2次元、自由度3 で、解析するよう設定します
model BasicBuilder [次元数] [自由度数] 

model BasicBuilder -ndm 2 -ndf 3

(参照ページはここ

1.2) Node(節点) の 座標を設定します
Node [ nodeの番号 ] [ x座標] [y座標] -mass [節点質量(自由度の第1成分:u )]
[節点質量(自由度の第2成分:v )] [節点質量(自由度の第3成分:θ )]

$がついた変数は、0)の所で定義したシンボルの数字がはいります。


# nodal coordinates:
node 1   0.  0. ;
node 2   $L  0. ;
node 3   0.  $h ;
node 4   $L  $h ;
node 5   0.  [expr 2*$h];    #  = 2 x h 
node 6   $L  [expr 2*$h];       #  = 2 x h 

1.3) Nodeのどこを固定するかを設定します
ここでは、nodeの1と2を固定します。

fix [ nodeの番号 ] [ uの固定の定義]  [ vの固定の定義]  [ θの固定の定義] 
0: 固定されていない
1: 固定されている


# Single point constraints -- Boundary Conditions
fix 1 1 1 1;
fix 2 1 1 1;


(参照ページはここ

1.4) Nodeの質量の定義

Nodeの質量を指定します。

Node3,4  Node5,6 の水平方向のみの質量が定義されています

mass [ nodeの番号 ] [ uの質量]  [ vの質量]  θ回転慣性質量] 


# assign mass
mass 3 $m 0. 0. ;
mass 4 $m 0. 0. ;
mass 5 [expr $m/2.] 0. 0. ;
mass 6 [expr $m/2.] 0. 0. ;

(参照ページはここ

1.5) 座標変換の定義

geomTransf [座標変換の方法] [座標変換方法のID]


# define geometric transformation:
set TransfTag 1;
geomTransf Linear $TransfTag ;


(参照ページはここ



1.6) Element(要素)を設定します。

Element コマンド の中の elasticBeamColum を使用します。

element elasticBeamColumn [ elementの番号 ] [ 片方のnode番号] [片方のnode番号] [ 断面積] [ヤング率] [Z軸の慣性モーメント] [座標変換方法のID]


# define elements:
# columns
element elasticBeamColumn 1 1 3 $A $E [expr 2.*$I] $TransfTag;
element elasticBeamColumn 2 3 5 $A $E $I           $TransfTag;
element elasticBeamColumn 3 2 4 $A $E [expr 2.*$I] $TransfTag;
element elasticBeamColumn 4 4 6 $A $E $I           $TransfTag;
# beams
element elasticBeamColumn 5 3 4 $A $E [expr 2.*$I] $TransfTag;
element elasticBeamColumn 6 5 6 $A $E $I           $TransfTag;


(参照ページはここ



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OpenSees Basic Examples ( D3: 2階建て単スパンフレームでの固有値解析)) 解説(固有値解析)


Opensees コマンド 日本語解説 : 目次

2017年1月12日木曜日

OpenSees Basic Examples ( D1: 2階建て単スパンフレームでの固有値解析) 例題


  Eigen analysis of a two-storey one-bay frame 参照


例題は、下図の通りです。
Chopra教授の "Dynamic of Structures" からの例題です
10章  Free Vibration  part A Natural Vibration Frequencies and modes 10.4章 Orthogonality of modes

柱、桁の軸変形は無視、軸力の影響も無視した、理想的な形状として定義しています
軸と桁の断面積、Z軸慣性モーメント、ヤング率は同じ状態としています。

単位は in, kips です


NodeとElementの場所は、下図のとおりです


h = 120
L = 2h = 240

m = 100.0/386.0 (集中質量)

解析する固有値モードの数 2

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OpenSees Basic Examples ( D1: 2階建て単スパンフレームでの固有値解析) 解説(Node, Element)


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