Basic exampleの中の 基本的なトラス解析 で使用したOpenSeesのtcl スクリプトファイル(ここ)で使用している、Node 4 の X, Y 方向の変位(displacement) を例として、計算結果の表示についての説明です。
表示は、以下のOpenSeesのコマンドで、指示されます。
# Print the current state at node 4 and at all elements
puts "node 4 displacement: [nodeDisp 4]"
ここで、”nodeDisp”コマンドを実行しているファンクションは、
C:\OpenSees-work\OpenSees5621\OpenSees\SRC\tcl\commands.cpp
または
tclプロジェクトのcommands.cpp
の中の
int nodeDisp(ClientData clientData, Tcl_Interp *interp, int argc, TCL_Char **argv)
で実行されます。
すでに、計算結果は、Domain クラスの子クラスの一つであるNodeクラスにありますので、
上記のオレンジの行の部分で、Disp(変位)の値を取ってきます。
また、
表示自身を行っているところは、上記オレンジの行です。
theDataに、Node 4 X方向の変位の計算結果が入っています。
また、theDataのメモリの隣のメモリに、Node 4 X方向の変位の計算結果が入っています。
(theData+1)と「ウオッチ」タブに入力すると、その中の値をみることができます)
その値を buffer に文字列として、入れる事によって、下記の様に表示されることになります。
OpenSees のソースコード解析に挑戦してみる : 目次 |
0 件のコメント:
コメントを投稿