各部材の応力を計算します。
変位 displacement から要素節点変位ベクトル displacement_vector_of_element_points[ESM_NUM]
を作成します。
ESM_NUM は4です
これに 剛性マトリックス all_valid_ESmatrix_EK をかけると要素節点力ベクトル
force_vedtor_of_element_points[ESM_NUM]
が作成できます。
このベクトルは、全体座標系上での表現ですので、部材座標系に変換するために、
全体座標系から部品座標系への変換マトリクス tranGtoE をかけて、
部品座標系上での要素節点力ベクトルが求められます。
この求められたベクトルの第3成分が軸力になります。
求める応力は、この軸力を断面積element_areaで割ったものです。
すべての要素について、応力をもとめます。
次にバランスチェックを行います。
すべての要素について、上記でもとめた
要素節点力ベクトルforce_vedtor_of_element_points[ESM_NUM]
の総和が、0に近い残差であることを確認することによって、バランスチェックを行います。
<有限要素法> 応力の計算とバランスチェック のプログラムをまとめたものは、以下の様になります。
(途中、いらなくなったメモリを解放しています)
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<有限要素法> 全体座標系における剛性マトリックス、変位などのデータをcsvファイルに書き込む