C:\OpenSees-work\OpenSees5621\OpenSees\SRC\analysis\analysis\StaticAnalysis.cpp
または
analysis\analysisプロジェクトのStaticAnalysis.cpp
の中の
result = theStaticAnalysis->analyze(numIncr);
に、
「軸力、せん断力、曲げを受ける部際が任意の方向を向いている場合の剛性マトリクス」
と
実帯連立一次方程式を解く
工程があります。
下記が theStaticAnalysis->analyze のソースコードです。
analyze 1
と、tcl コマンドでセットした 1 の数字、アナライズしたい数がnumStepsに入っています。
例えば、時系列で10こ分解析をしたい場合は、
analyze 10
と、書きますが、この時numStepsには10が入ることになり、このループを10回分まわすことによって、変位の計算などを行うことになります。
(2) では、この tcl スクリプトの最初の方でセットしている、初期値としてのNodeやElementの値が入っているメモリのポインタを呼び出しています。
(3)では、
変位の計算の結果、Nodeなどの値が変化しますが、これがcommit( )で許容できるまで、
Domain(Node や Elementの値)を変位に沿って変化させています。
「軸力、せん断力、曲げを受ける部際が任意の方向を向いている場合の剛性マトリクス」作成
と
実帯連立一次方程式を解くこと
を行っています。
このtheAlgorithm->solveCurrentStep()は、
C:\OpenSees-work\OpenSees5621\OpenSees\SRC\analysis\algorithm\equiSolnAlgo\ModifiedNewton.cpp
または
aanalysis\algorithm\equiSolnAlgoプロジェクトのModifiedNewton.cpp
の中にあります
(5)の部分で、「軸力、せん断力、曲げを受ける部際が任意の方向を向いている場合の剛性マトリクス」作成
(6)の部分で、実帯連立一次方程式を解く
を行っています。
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OpenSees Developer :構造計算(静的・非線形解析)3
(5)の部分で、「軸力、せん断力、曲げを受ける部際が任意の方向を向いている場合の剛性マトリクス」作成
(6)の部分で、実帯連立一次方程式を解く
を行っています。
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