ARL360.at2 ファイルは、以下の様になっています。
PACIFIC ENGINEERING AND ANALYSIS STRONG-MOTION DATA
NORTHRIDGE 01/17/94 1231, ARLETA, 360
ACCELERATION TIME HISTORY IN UNITS OF G
NPTS= 2000, DT= .02000 SEC
.1297983E-02 .1742817E-02 .3793137E-02 .1321806E-02 .1469841E-02
.1023223E-02 .1666993E-02 .3890893E-03 .3178530E-03 .3413724E-02
.2240902E-02 .3143787E-02 .1219239E-02 .5135218E-02 .3153564E-02
.............................
ここで、
NPTS は number of points で、このファイルに入っている地震加速度データの総数です。
DT は delta time で、地震の測定された加速度データの測定間隔⊿t です。
これらの数字は、後程 tcl コマンドとして、nPts および dt として使用します。
また、それ以降の .1297983E-02 .1742817E-02 の値は 重力加速度に対しての比率を表しています。
この ARL360.at2 ファイル を OpenSeesのコマンドとして読み込ませるために、まず、ファイルをReadRecord.tcl を使用して、変換します。 変換されたファイルは、ARL360.dat として出力されます。
このReadRecord.tclファイルのダウンロードの仕方は、
OpenSeesで紹介されているサンプルで使用するtclスクリプトやデータの取得方法
を参照してください。
このファイルの中には、
proc ReadRecord {inFilename outFilename dt nPts}
のtcl コマンドによる、プログラムが記載されています。
また、nPts および dt についても、書きのようにそれぞれ値がセットされています
# Pass dt by reference
upvar $dt DT
upvar $nPts NPTS
このReadRecord.tcl を使用して地震加速度データを作成する方法は、
OpenSees Basic Examples (E4: 鉄筋コンクリート門型フレーム 地震波を作用させた解析) 外力としての地震波の設定 2
を参照してください。
なお、出力した ARL360.dat ファイルの中身は、以下の様になっています。
.1297983E-02 .1742817E-02 .3793137E-02 .1321806E-02 .1469841E-02
.1023223E-02 .1666993E-02 .3890893E-03 .3178530E-03 .3413724E-02
.2240902E-02 .3143787E-02 .1219239E-02 .5135218E-02 .3153564E-02
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