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2016年5月11日水曜日

OpenSees Developer : Microsoft Visual Studio と OpenSeesソースコードの関係について


OpenSeesソースコード revision / version 番号とMicrosoft Visual stuido の関係をまとめてみました (2016/5/11現在)


このblogの中で、出てきましたVisual Studioについての情報は、以下の通りです。

 OpenSees Developer : ソースコードのダウンロードとビルド

冬休みのお知らせ

これらのblogにありますとおり、Visual Studio とOpenSeesのrevisionには、相性の関係があるらしく(^^) Buildできる組み合わせとできない組み合わせがあるようです。

ここでは、
私が試してみて、buildできて、正常に動作している(と思われる)組み合わせ
を、記載します。
(すべての組み合わせを試しているわけではないので、他にも動作可能な組み合わせがあるかもしれません)

なお
Visual Studio は 下記のURLからダウンロードできます
https://www.visualstudio.com/downloads/download-visual-studio-vs

最新版の2015 や すこし古い2013もここからダウンロードできます。
ちなみに OpenSeesで一番相性が良いのは、2013の様に見えます。
(2013は企業以外のアプリケーション開発用に無料で提供されています)

OpenSees  Visual Studio
Version revision 2010 2013 2015
2.4.3 5621 OK(32bit) 未調査 NG
2.4.5 5855 NG 未調査 NG
2.4.6 6016 NG 未調査 NG
2.4.6 6062 NG 未調査 NG
2.4.6 6185 未調査 OK(32bit) NG

現在の所、OpenSeesのソースコード解析をする場合には、
Visual Studio 2013 と revision 6185 
の組み合わせがよさそうです。

ただし、この組み合わせでBuildをしますと、下記のようなリンクエラーが出ます。

これは、バークレーのThe OpenSees Communityのblogに書かれている方法で回避できます

具体的には、

OpenSeesのプロパティを開いて
その中のLinker -> Advanced の中の赤丸部分 を No (/SAFESEH:NO) に設定
しますと、無事にOpenSees.exeが作成できます!