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2016年12月21日水曜日

OpenSees Basic Examples (F9:2D 梁への固体動力学問題) 解析結果

2D 梁への固体動力学問題(ここ)で作成した、Ex6_4.tclファイルの OpenSeesコマンドを実行すると、以下の様な画面が表示されます。

















コンピュータのディスプレイ画面の右上に
OpenSees Basic Examples (F6::2D 梁への固体動力学問題) シュミレーション結果の画像表示
で指定した画像が動画として表示されます。

上辺の真ん中のNode (77) と底辺の真ん中のNode(9) に外力を加えてから、レイリー減衰する様子が動画としてみることができます。




















外力を加えたNode
I1 :  底辺の真ん中  → 9
I2 : 上辺の真ん中  → 77

固定点
1 : 左下
bn : 右下 → 17

また、 下記コマンド

# define the recorder
#---------------------
recorder Node -file Data/Node.txt -time -node $l1 -dof 1 2 disp

から、Dataフォルダーに、テキストファイル
Node.txt
が出力されます

底辺の真ん中のNode(9) のY方向の変位を記録しています。

time Node9でのY方向の変位
1 -0.0408198
2 -0.0816397
3 -0.12246
4 -0.163279
5 -0.204099
6 -0.244919
7 -0.285739
8 -0.326559
9 -0.367379
10 -0.408198
0.5 -0.397438
1 -0.377159
1.5 -0.357813
2 -0.333959
2.5 -0.305644
  :
  :
      :
      :
745 0.00546469
745.5 0.00631982
746 0.00708078
746.5 0.00773715
747 0.00828008
747.5 0.00870237
748 0.00899857
748.5 0.00916506
749 0.00920007
749.5 0.00910375
750 0.00887808

時間が10秒の後、0.5秒になっていますが、これは、

OpenSees Basic Examples (F7::2D 梁への固体動力学問題) レイリー減衰を追加しての解析設定
で、測定時間を0.0 秒にリセットしたためです。
setTime 0.0

そのため、実際は、0.5秒ではなく、10.5秒、 11.0秒・・・となります。

これをグラフにしたものは以下のとおりです。
















Node9は、外力を加えたNodeであり、また、固定されているNode同士の中間地点であるので、一番レイリー減衰を顕著にみることができます。


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