部材の定義の続きです。
最後に、その他必要となるパラメーターをセットします。
# Estimate yield curvature
# (Assuming no axial load and only top and bottom steel)
set d [expr $colDepth-$cover] ;# d -- from cover to rebar
ここで # 以降の文章はコメント行です。
set d [expr $colDepth-$cover]
の意味は、
パラメータ d に、
colDepth から cover のパラメータにいれられた値を引いた値を
代入する
という意味です。
また 下記式より
set epsy [expr $fy/$E] ;# steel yield strain
set Ky [expr $epsy/(0.7*$d)]
上図の「ひずみが0になっている点」が(対応部分の長さ)を表しますが
なぜ 0.7 とセットされたかは、不明です。
次に、ここで計算された曲率φを print コマンドによって表示します。
# Print estimate to standard output
puts "Estimated yield curvature: $Ky"
右側からの力Pは、-180
塑性率 μ は、 15
(曲率φ が 15倍になるまでを解析します)
曲げモーメントと曲率を計算するために解析を行う回数は、100
なお、ここでのPは、水平方向で耐えられる力として、180がセットされています。
この値は、
OpenSees Basic Examples (G3:鉄筋コンクリート門型フレーム 重力の柱軸力のみを作用させた解析) 解説(外力、解析の設定)
で、説明されていますが、「10% of axial capacity of columns」ということで、10%の力として180という値がセットされています。
# Set axial load
set P -180
set mu 15; # Target ductility for analysis
set numIncr 100; # Number of analysis increments
OpenSees Basic Examples (曲げモーメント-曲率計算)
解説(曲げモーメント-曲率の計算)
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