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2015年7月21日火曜日

OpenSees Basic Examples (B4: 曲げモーメント-曲率計算) 部材の定義3


部材の定義の続きです。

最後に、その他必要となるパラメーターをセットします。


上記の図より

# Estimate yield curvature
# (Assuming no axial load and only top and bottom steel)
set d [expr $colDepth-$cover] ;# d -- from cover to rebar

ここで # 以降の文章はコメント行です。
set d [expr $colDepth-$cover]
の意味は、
  パラメータ d に、
  colDepth から cover のパラメータにいれられた値を引いた値を
  代入する
という意味です。

また 下記式より















set epsy [expr $fy/$E] ;# steel yield strain
set Ky [expr $epsy/(0.7*$d)]

上図の「ひずみが0になっている点」が(対応部分の長さ)を表しますが
なぜ 0.7 とセットされたかは、不明です。

次に、ここで計算された曲率φを print コマンドによって表示します。

# Print estimate to standard output
puts "Estimated yield curvature: $Ky"

右側からの力Pは、-180 
塑性率 μ は、 15
(曲率φ が 15倍になるまでを解析します) 
曲げモーメントと曲率を計算するために解析を行う回数は、100

なお、ここでのPは、水平方向で耐えられる力として、180がセットされています。
この値は、
OpenSees Basic Examples (G3:鉄筋コンクリート門型フレーム 重力の柱軸力のみを作用させた解析) 解説(外力、解析の設定)
で、説明されていますが、「10% of axial capacity of columns」ということで、10%の力として180という値がセットされています。

# Set axial load 
set P -180

set mu 15; # Target ductility for analysis
set numIncr 100; # Number of analysis increments


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OpenSees Basic Examples (曲げモーメント-曲率計算) 
解説(曲げモーメント-曲率の計算)

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