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2015年2月9日月曜日

OpenSees Developer : 計算結果表示例(静的・線形解析)



Basic exampleの中の 基本的なトラス解析 で使用したOpenSeesのtcl スクリプトファイル(ここ)で使用している、Node 4 の X, Y 方向の変位(displacement)  を例として、計算結果の表示についての説明です。

表示は、以下のOpenSeesのコマンドで、指示されます。

# Print  the current state at node 4 and at all elements
puts "node 4 displacement: [nodeDisp 4]"



ここで、”nodeDisp”コマンドを実行しているファンクションは、


C:\OpenSees-work\OpenSees5621\OpenSees\SRC\tcl\commands.cpp
または
tclプロジェクトのcommands.cpp
の中の


int nodeDisp(ClientData clientData, Tcl_Interp *interp, int argc, TCL_Char **argv)


で実行されます。


すでに、計算結果は、Domain クラスの子クラスの一つであるNodeクラスにありますので、
上記のオレンジの行の部分で、Disp(変位)の値を取ってきます。



また、
表示自身を行っているところは、上記オレンジの行です。
theDataに、Node 4 X方向の変位の計算結果が入っています。
また、theDataのメモリの隣のメモリに、Node 4 X方向の変位の計算結果が入っています。
(theData+1)と「ウオッチ」タブに入力すると、その中の値をみることができます)




その値を buffer に文字列として、入れる事によって、下記の様に表示されることになります。




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